泣いても泣いてもぬぐえないほどの痛み。
自分が「同じ世界」にいられない辛さ。
抑えきれないほどの愛しさ。
沢山の幸せ。

パンドラハーツという作品と出会って
他のジャンルでは体験できなかった色々な気持ちを
知ることが出来ました。

話の続きが気になって
2時間かけて毎回早売り雑誌を買いにいったりとかもしましたっけ(笑)



原作の展開に不満が無かったといえば嘘になります。
私にとってジャックは憧れだったから、良い人でいて欲しかったし。
ジャックとヴィンセントが会話もなく終わるのも残念だったし。
エリオットの死もやりきれなくて、今でも胸が痛くて。

でも、誰よりも幸せを願ってやまなかったギルとヴィンセント。
その二人の笑顔を最後に見れたこと。

なによりも、ギルがヴィンセントを受け止めてくれたこと。

それだけで、
私にとってはハッピーエンドでした。

エイダと幸福な日々を送って欲しかったけど
あそこで『相手の意思を考えずに』相手の幸福を願ってしまうのが
ヴィンセントなのでしょう。

自分が深く愛され、大切に思われているのだと
彼がそれを実感した上で、
でも、それでも
エイダと離れることを決めたのなら、
それをファンの私も納得しなくては、と思っています。




「CHOCOCOAはギルとヴィンスの幸せを願うサイトです」と、
ずっとこの頁タイトルに入れてありました。
それが、最初からずっと、
私の、そしてこのサイトの趣旨でもありました。
(いや、最初の趣旨はギルをいじめたかっただけかもしれません)(笑)

オズもギルもヴィンセントも架空の人物で、
望月先生の創作の世界の話だと分かっていても
私にとってギルとヴィンセントは現実の友達と同じように、
幸せを強く強く、願う相手でした。

現実の友達と違って、声をかけたり肩を抱いたり出来ないぶん、
もどかしく、
つらく、
だけど本当に愛しい二人でした。
今でも二人が、大好きです。

だけどもう、
私が彼らの幸せを祈ることはありません。
彼らは「幸せになった」のだから。
私は安心して、ここを閉じる決心をすることが出来ました。





パンドラハーツの愛しい子たちと、
その子たちを生み出してくれた先生。

そして、
あさきさん、あいりさん、はるさん…
他にもいつも無記名でコメント下さった方、
拍手を押しまくってくださった方、
Gファンが発売になるたびに感想を読んで下さった皆様。
サイトを通して
私の萌え語りに付き合って下さった全ての方に、
深く感謝しています。







ここで 皆様と一緒に
ギルとヴィンセントと… そして他の子たち、
みんなの幸せを強く願ったように
また他の作品で、共に誰かを一緒に好きになったら。

その時はまた、
どうぞ手をにぎりあって、萌と愛を一緒に叫ばせてください。

私にあたたかい言葉を下さった皆様に
こころからの感謝をこめて。



幸せな5年間をありがとうございました。



2015年11月某日/めいこ





サイト名*CHOCOCOA
管理人*めいこ

ツイッター*powerfulcocoa






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